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zoom RSS 五輪享楽は危機の麻酔かめくらましか

<<   作成日時 : 2012/08/01 20:09   >>

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いい加減な判定でスポーツを一層つまらなくしているロンドン五輪は、人種差別騒動もさることながら、自虐的で左翼的と称された開会式や、空席だらけの観客席など社会経済状況が芳しくない片鱗をあちこちに見ることが出来ます。この五輪は嘗て色々な意味で光り輝いた大英帝国の最後の散り際のような気がします。

五輪に目がそらされている間、そして欧州首脳が緊急事態そっちのけでバカンスを楽しむ間は、事態の急変を起こさなそうでそうとも限らないのかもしれません。前回ではグルジア侵攻がありましたが、軍事的には特にシリアが非常に危うい状況に陥っていますし、経済的にもLIBOR操作という金融犯罪と共に実体経済への金融危機の波及が到来して、開示される景気指標はどれも近い将来の厳しさを物語っています。欧州と中国・そして新興国の減速が著しく、これに「財務の壁」という深刻な問題を抱える米国が続きます。欧州に端を発する世界的に本格的な財政削減の時代とまでなるかは分かりません。中国の軍票乱発許可は、既に不良債権の山を築いた現在の状況を更に悪化させることになり、信用崩壊の時までは突っ張り続けることが出来るのかもしれませんが、それも喪失する外需を支える必要性が、共産党一党独裁による支配を継続するためには必要不可欠だからにほかなりません。中長期的施策というよりも、正に今を乗り切ることだけを考えているのでしょう。


先日スペイン金利を大きく引き下げさせたECBの発言も、所詮はブラフでしかない。「ECBは政府の借り入れコストが不当に上昇していることへの対処を含め、ユーロ圏を崩壊から守るためにできることを、責務の範囲内で何でもする用意がある。信じてほしい、それで十分なはずだ」


トラストミー、何処かで聞いたことがある。


政策金利で打てる手は実質ないのだから、ギリシャは見捨ててもその他を救済するには財政支援・ファイナンスが必要だけれども、ドイツは”ECBは物価安定が至上命題だろ”と、頑なに拒否する立場を変えていない。

「ただ、総裁の見解は、バイトマン独連銀総裁、アスムセンECB専務理事、メルケル首相などの合意を得る必要があり、これらドイツ要人の合意を得られるかが焦点になる」ので、つまりは現状困難。まだ口先程度でしかないのだ。

フランスとイタリアが結束して”決意表明”し、ECBではなくESMに買わせようと銀行免許の付与を試みるも、

”中銀による財政ファイナンスを禁じた法制をくぐり抜ける「危険な試み」

と、ドイツの前に一刀両断されて撃沈した。


そして既に覇権国の座から降りつつある米国は、欧州に問題解決責務を負わせ、逆に欧州危機にコミットしなくなった。あくまで自国救済が最優先で手いっぱい、と言ったところだろう。そう思うと、第一次世界大戦後に台頭し、第二次大戦を通じてスターリング・ポンドを追い落として世界の覇権国となった米国とそのドルが、マーシャルプランなどと言う政策を打てる余裕を持っていたこの国が如何に凋落したか。覇権国を目指し英国を利用しアジアを席巻せんと日本を叩きつぶそうとした米国の勢いは、最早影も形もない。

ECB総裁、ユーロ圏擁護に向け責務の範囲で行動する用意表明
2012年 07月 26日 23:23 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE86P06M20120726?sp=true

独財務省:救済基金ESMに銀行免許付与する必要性認めず
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M812I16S972M01.html

米財務長官:欧州は危機解決に全面的にコミットしている
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M81L8R6S972C01.html


中国の軍票乱発位しか現時点で見える財政出動要因は見えてませんが(日本も政権交代後には日本列島強靭化のための財政出動があるとは思われますが、まだ先の話)、欧州のリセッションと新興国の減速は度重なる下方修正を繰り返し、下半期は正念場を迎えることになるのでしょう。


ところでインドでは大規模停電が起きてますが、本当に日本が電力事情に如何に恵まれているかを実感するには、やはり産油国やシーレーン上での有事を経験しない限り分からないんでしょうかね。本当はオイルショック世代はよくわかっている筈なんですが…。80%以上をホルムズ海峡に依存する日本が更に中東に依存すれば。日本のエネルギー政策とはエネルギーの安定供給に在るのだけれど、アナーキストに手のひらで踊らされる知識不足の良民が下す判断の愚かさがこうも簡単に国内世論を席巻できる現実からすると、やはり現在レベルの民主主義をするレベルには至っておらず、もう少し選挙権のハードルを高める必要があるのかもしれません。

インドで前日に続き大規模停電、6億人以上に影響
2012年 08月 1日 03:37 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE86U01T20120731


無論、それ以前に戦後の闇を肩つけなければ意味無いですが…。



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