G20はとりあえず開催の方向で?

グローバリゼーションが完全なる経済の自由化を前提にしていたのでしょうが、政治と経済が表裏一体であるのに、理想を実現することなど不可能。中国が共産党独裁国家であるということに眼をつぶっていたのは、新自由主義を推し進めた米国に他ならない。ある時は意図的に中国を強くさせ、ある時は中国のスパイをのさばらせ、またあるときはロビー活動で私腹を肥やす代わりに国を売った。そんな米国がついに方針を転換するといえるのか。

レアアースの輸出規制なんぞしなくともよかった筈なのに、あえて対外的に敵を作る真似をした中国は、その国内の増長分子の自爆行為でしかない。兎に角これは好機と言えるので、国際社会は連携を深める必要があるし、その国家間を繋ぐのがレアアースでもある。

今回の件でWTO提訴をするかどうかも駆け引き材料に使える。中国の主張は『レアアースの管理は「主権の問題」であり、批判する権利は誰にもない』というけれど、『市場を提供するのもまた「主権の問題」』として国際社会から大ブーメランを食らうことになるだろう。ルール無視は欧米の専売特許ではなく、中国もまた欧米に引けを取らないどころかそれ以上のルール無視っプリなのは、同じ無視をする上でも国際社会と協調してバランスを取りながらするべきもの。それが出来ないのがやはり中国、というように考えるべきか、それとも中共だからなのか。

共産主義独裁国家の強みをいかんなく発揮した経済政策とは違い、単純なON/OFFではない微妙なバランスが必要な外交には、実は中共もさして上手くは無いと見える。機が熟するまでは大人しく、好機と見るや激しく動き出すその戦略は、風林火山で言えば風と林を持たぬ単なる火山でしかない。逆に日本は火の無い風林山と言うべきか、火が最後の最後までなかなか出ないと言うべきか。

「大手を振って世界のルールを破るなら、中国を世界のシステムに巻き込む論拠は崩れる」

大手を振らなければいいのに、振らざるを得ないのが中国なのでしょう。


【環球異見】中国のレアアース輸出規制 「これではならず者経済大国だ」NYタイムズ (1/3ページ)
2010.10.25 07:31
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101025/amr1010250737001-n1.htm



最近は石原慎太郎がホットなのか、パンダ要らないに始まり先日の新報道2001での発言や中国週刊誌へのインタビューと。非常に刺激的であるのは他にこういった発言をする機会がある政治家がやらない・言わないことの裏返しなんじゃないかと思えてしまいます。


2010年10月24日(日)フジテレビ07:30~ 「新報道2001」にて

石原慎太郎「政府の関係者から仄聞ですがとききましたが、日本の巡視艇の乗員が落ちた­のを、中国の漁船がモリで突いてるんだって。(その方をですか?)うん。それはね、仄­聞ですがっていったけど数人の人から聞いた。それはね、やっぱりその実態というのを私­たちは知る必要があるし、公開すべきだと思うし、それはやっぱりこの問題に対しての正­当な日本人の世論を作っていくと思いますよ。」

10/24(日)石原慎太郎「尖閣漁船衝突事件では日本人がモリで突かれた」発言


公開を迫るためにも憶測が憶測を呼び、日中関係が悪化する状況に導く危険性を与えることが必要なのかもしれません。事実と反しても、証拠があるのだから公開すればいいだけのこと。相当な憶測が飛び交っても公開されなければ、それがある意味真実に近いことを物語ることになるでしょう。

遺族会が公開請求していることからも…最悪の状況ではないかと憶測してしまうのは、誰だって避けられません。

そのあたりの駆け引きが上手い石原都知事は、何故か中国の週刊誌へのインタビューに答えたところ、ウケが良いようだ。それには『私は反中国ではない。反中国共産党なのだ』というところに、その戦略のうまさが出ているとも言える。既に共産党に対する非難・不満が強まっているために、こうした論調が受け入れられやすい土壌は整っているだろう。実際に石原都知事が本当に反中国か否かは、実際のところ関係しない。逆に、こうした戦略に簡単に引っ掛かってしまう程に、中国世論のもろさが伝わってきます。

中国の反共産党政府運動を過熱させれば、それでいいわけだから日本は。勝手に内乱になる。

「反中ではなく反中共だ」 中国週刊誌、石原慎太郎氏インタビュー果敢報道
http://www.epochtimes.jp/jp/2010/10/html/d22219.html


習近平が次期候補に決まったのに、反日デモは未だ続いている。一度付けた火が容易に消せないからなのか、実際のところはよく分かりませんが、その中に反政府デモが垣間見れ、これがチベットでも見ることが出来たという。強制中国語教育に対する反発で5000人以上がデモ行進をしたとか。中国共産党内の権力闘争は、チキンレースをやっているのか?

中国でチベット族のデモも拡大 中国語教育の強制に反発 (1/2ページ) 2010.10.24 20:40
http://sankei.jp.msn.com/world/china/101024/chn1010242042014-n1.htm



さてここで。興味深いものを拾いましたので貼り付けます。

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670 :可愛い奥様:2010/10/22(金) 19:55:44 ID:cTTejQa+0
9月からロシアで暮らしているものです。
今週号のロシアの新聞「アルグメント イ ファクト」(論拠と事実)に面白い記事が
載ってたので、拙い訳ですけど紹介しますね。
もし、スレ違いなら指摘してください。

『南京でのジェノサイドは共産国家陣営による作り物だった!!』ソ連邦崩壊後、様々なソ連時代の公文書が日の目を見ていることは読者の皆さんも
良くご存知であろう。さて先日、ウラジオストークで開催された極東地区歴史学会で
「南京ジェノサイド」に関する面白い公文書が紹介された。
(中略)
「南京ジェノサイド」の証拠として中国が挙げている写真の一部が、ウラジオストーク市
近郊の都市トルストゥイ・フイにあった「ソ連人民芸術局極東撮影所」で撮影されたことを
示す公文書が発見
された。この公文書を発見したのは、ロシア科学アカデミー
極東戦史研究所のアーラヤ・ピズダ氏である。ピズダ氏の発見した文書によれば、
「南京ジェノサイド」の証拠として中国政府が公表している写真の一部は
上記の撮影所で撮影されたもので、ブリヤード人やシベリアのマイノリティー
など日本人そっくりの人を日本兵役で出演させ、「中国人にひどいことをする
日本人」という構図の写真を撮ったそうである。この研究所の副所長で
日本海の向こう岸にある町新潟の大学で教鞭をとったこともある親日家の
イヴァン・ドラチョク氏は「冷戦時代は西側陣営に失点を与えるために
こういうおかしな協力もソ中間で行われていたようだ。しかし、今は
そんな時代ではないし中国に協力する謂れもない。
また、これに関心のある
日本の歴史家の皆さんを是非お助けしたいと思う」と語った。

このあとに詳細が載っていますが、全部訳す元気ないのでごめんなさい。
それと(中略)のところには、いわゆる「南京虐殺」についての中国側の公式
見解が書かれてますが、皆さんご存知でしょうから略しました。
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既にここのブログでも何度か南京の捏造については取り上げましたが、万が一中国人が大暴れする日がそう遠くない時期に訪れて、その暴動が日本国内でも不幸にして見られた場合、或いは中国本土においてそうなった場合、南京を捏造したことを肯定して止まない人たちが、通州事件に代表される日本人大虐殺事件や、中国人同士の殺し合いでもある大躍進~文革程の悲惨な光景を、自らの目で確かめるようなことが無いことを祈ります。


そんな大事な時期にある中国問題に対して、流石の民主党政府も徐々にその発言内容が変わってきています。しかしながらやむなく方針転換をしているようにしか見えず、今後の国難を彼らに託さなければならない日本人は、自らのケツを拭かなければ、次に進めない状況にあり…。そんな中、安倍元首相は、その首相当時にインドで演説をして称賛を浴びていますが、この重要な時期にインドのシン首相が来日、改めてインドとの連携を強化すべきと訴えた。

『同盟に近い関係』

よくぞ言ってくれた。どうせなら、「実質的な同盟国である」位まで踏み込んでほしかったが…。それが対中圧力に繋がる。対インド関係は民主党には望むべくもないことは、逆にシン首相の方がよくわかってるかもしれない。来日して国会演説してみたら野党席が空っぽだったことは、きっと鮮明に覚えていることでしょう。

「日印、同盟に近い」 安倍氏、中国を牽制 2010.10.25 17:34
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101025/stt1010251737006-n1.htm


そんな対中包囲網が狭まる中、G20でも通貨安戦争回避に舵を切るべしという国際社会の方向性だけは付けられた、つまりは為替介入はするなということなのだけど、こうした状況にあって、米韓が黄海での軍事演習を取りやめたのは一体何故だろう。別に黄海での演習をやってないわけじゃないし、やったりやらなかったりを繰り返して、今回は再び取りやめにした。とりあえず、ソウルでのG20は開催すべしと判断したことが、この黄海演習を回避させたのかもしれない。逆に言えば、もしG20財務初級会合で、『纏まらなければ返さない(李明博)』と意気込んだ結果が失敗に終わっていたら…G20も吹っ飛んで、半島有事になったのかもしれない。そうみると、今回の会合では少なくとも延期されたことを示唆しているようにも思える。

合同演習はたしか毎月開催されるので、次はG20以降、ということか。その頃には人民解放軍が北朝鮮に進駐していることかもしれない。そんな状況でジョージワシントンが…。


ちなみに、韓国も試されているだろうね。


米韓、黄海の軍事演習取りやめ 北・中国刺激を回避 2010.10.24 21:20
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101024/amr1010242122006-n1.htm


軍事演習が回避に至ったのは、実際にはG20ではなくガイトナー・王岐山会談の結果なのかもしれない。決定の前後関係がもしそうであるならば、その可能性もあり得る(但し、未確認だけど。報道が同じ24日なので)。FRBが米国債の買い手になり売れば、中国の位置付けは相対的に落ちていく。その上民主党に限らず米国全土で吹き荒れる反中感情は、親中派も擁護しきれないだろう。G20に向けて、中国の譲歩がどれだけ出てくるか。


米財務長官と中国副首相が会談、米中経済など協議 2010年 10月 25日 07:41 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17807420101024

人民元問題 ガイトナー米財務長官、中国副首相会談で再び圧力 (1/2ページ) 2010.10.24 23:52
http://sankei.jp.msn.com/world/america/101024/amr1010242354007-n1.htm



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