中国経済の胡散臭さ

ちょっと小耳にはさんだのだが…ノムタンは不正資金疑惑(有力支援者が600万ドルをノムタンの妻らに渡した件)で追い詰められた結果だと言われているけれど、別な背景もあるとか。何やら青い瓦からごっそりもってっちゃった…なんて。あの結果がパッシブかアクティブか分からないが、本当であれば無関係ではあるまいな。

ノムタンもそうだが、現在様態の危ない金大中氏は、北に対する太陽政策を続けていたわけだから、この両名を失うことは、北とのパイプが弱まることに繋がると思うけど。。。

ところで今、TVは酒井法子一色だけど、この大事な時期に何とも迷惑な事件だ。この後芋づる式に出てくることになれば、総選挙の扱いも落ちるし、今週開催される、メディアがノーカット放送を拒否した党首討論に合わせて、次なる事件が発生してしまえば、完全に党首討論は吹っ飛ばされてしまうだろう。一体どうなることやら。


話は変わって、中国のGDP水増し疑惑は以前からあったけど、こんな面白いことがあったようだ。

『唯一マイナス成長を発表していた山西省を、「実事求是(事実の実証に基づき真実を追求する)の精神がある」として、異例の表彰を行っていた』

これって…殆どの省は”ウソついてます”って公言しているようなものじゃないか。中国31省の内、1省のみが真実(に近い?)数値を公表(マイナス4・4%)した…さすがは中国。具体的には;

中央の国家統計局が7月に発表した全国のGDP総額:14兆元(約196兆円)
31の直轄市や省・自治区がそれぞれ発表した今年1~6月期の地域ごとのGDP額:15.4兆元

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『1~6月のGDPをめぐっては、31の行政区が発表した地域ごとのGDPを合算すると全国統計の総額より約10%も膨らんでいた。』

全国統計を基準とすると10%(約1兆4000億元って、19.6兆円!)も膨張しているからといって、各行政区の公表値がこれだけいい加減では、全国統計が正しいとは言えなくなってしまう。改革開放以降、”「GDPや外資導入などの経済実績」は地方幹部の人事考課の重要な材料”であるということは、地方どころか中央にとっても同じことだろう。地方は地方で、中央は中央で、掲げた目標以上を達成したかのように数値を操作していると考えるべきだ。

誤差率10%も凄すぎるが、実数としても凡そ20兆円が水増しとは、やることが半端ではない。逆に言えば、中国統計は凡そ10%は控えめに見るべきなのかもしれない。となれば、約7%を達成したと言われるGDP成長も、実は-3%だったりして。誤差率±5%としても、+2%程度しかない可能性も十分に考えさせてしまう統計情報だ。

中国GDP水増し疑惑、語るに落ちた?マイナス発表の山西省を表彰 2009.8.9 20:03
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090809/chn0908092005003-n1.htm

中国GDPに水増し疑惑 成長率でも中央と矛盾 2009.8.4 18:22
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090804/chn0908041823005-n1.htm


いい加減な数字はこれだけではないようだ。中国政府は債務も大幅に隠しているとロイターが報じた。今のところの中国が公表している債務対GDP比率は17.7%ということだが、実際には6割なのではないかと言われている。その理由だが、公表された数値には、地方政府の巨額負債と中央政府の不良債権が除かれているためだ。

『財務高官は今年始め、地方政府の負債は既に4兆元で、GDPの16.5%と推定。さらに、銀行不良債権4000億元、不良債権として隠蔽され資産管理企業に譲渡された1兆元などは全て、最終的には中央政府の負担となる。』

これが本当なら、単純に見ても、合計して40%という数字が見えてくる。

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更に不安材料は多い。当然ながらGDP成長率の水増し問題も該当するし、09年度上半期の税収も昨年比2.4%減ということだ。であれば7.9%という(8%というと”ウソっぽさ”がばれるので、若干減らしたのだろう)数値にも大きく影響する筈。一応?共産主義国なのだから、税収の落ち込みが国家歳出の落ち込みにつながり、そのシェアが大きければGDPへの影響もそれだけ大きくなる筈。

加えてこの記事では、更なる不安材料として北京駐在のBNPパリバのアナリストのコメントを載せている。このアナリスト(アイザック・メング氏)は、『最も楽観的に見ても、今後3年間の財政赤字は5%前後になると予想』した。勿論これを上回るGDP成長をすればいいのだが、、、まあ債務対GDP比率が何処まで重要なのか、ってところがはっきりしなければ”から騒ぎ”になりかねないけどね。

ただ、絶対数は気になるところ。この記事では”ケチっている”とでも言いたげな、中国の財政赤字による景気刺激策についても噛みついている。4兆元(5900億ドル)の2カ年景気刺激策によって、政府発行の債務が少なくとも今年度だけで1.75兆元になるだろうと、上海駐在のスタンダード・チャータード・バンクのエコノミストであるスティーヴン・グリーン氏が言ったそうだ。あまり数字が頭の中で整理できてないが、2年で4兆元なら、毎年その全てを政府債として調達しなければならないが、であればGDP比の債務は10%増加するだろうということだろう。GDPをおおよそ4兆ドルとすれば、毎年5%ずつで2年で10%か。


中国の財政問題は、『隠れた不良債権の表面化』にあるようだが、”地方政府による不透明でレバレッジの高い融資は「債務の時限爆弾」”(中国の週間経済情報紙「経済観察報」)と見られている。いい加減な数字の氾濫で、一体何を信じてよいか分からない上に、それがいつ破裂するかという、何とも恐ろしい状況にあることは容易に想像がつく。実際に”政府の銀行業務監督機関が信託会社と銀行に警告を出し始めた”ならば、ついにカウントダウンが始まったのかもしれない。


そんな状況の中、何も知らないで『中国ビジネス』に”今の段階で”首を突っ込みに行くなど怖くて考えられないな。ただ一般のビジネスの世界で”中国市場が危険だ”なんて言うと、”お前、おかしいんじゃないか”とでも言われかねない。そういった空気がまだ感じられる。大体、金融機関や実際に肌感覚で分かっている人以外は、米国市場や欧州市場などについても意外と楽観視している人が多いように感じるのだが…。


政府、債務を大幅隠ぺい 実質はGDPの6割か=中国 【大紀元日本8月8日】
http://jp.epochtimes.com/jp/2009/08/html/d33696.html


それにしても中国経済は好調なのだろうか?何をもって好調と言うかによって、見方はまるきり違って見えてしまうのだが。。。不動産価格や株価で評価するならば評価すればいい。その代わりバブルがはじけても知らんけど。

『国務院発展研究センター・マクロ経済研究部の副部長である魏加寧氏は、上半期の銀行新規融資のうち、2割程度が株式に、3割程度が不動産市場に流れたと現地紙のインタビューで答えている』

中国GDP、日本抜き「世界2位の経済大国」へ 内需主導で (2/2ページ) 2009.7.16 22:11
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090716/chn0907162211007-n2.htm


その上半期は過去最大の1.1兆ドルの新規融資だったとか。となればその半数が株式と不動産なので5000億ドルが投入されたことになる。これが適正な値ならば良いが…そのような構造の中で、上期に対して下期の新規融資を大幅に削ることになれば、ポンプが切れて不動産や株式のバブルを維持できず、ガラガラと崩れてしまうことになりかねない。


「一部の融資が実体経済に回らなかったことが分かった」とした上で、「一部の産業が急速に拡大し過ぎていると感じている。例えば、住宅価格の上昇ペースは速過ぎるし、住宅販売はあまりに急速に伸びている」(張建国:中国建設銀行頭取)


中国建設銀:新規融資を約70%縮小へ-張建国頭取「リスクは明白」 8月7日(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=a5N4GDG_8M.E&refer=jp_home


ジム・ロジャーズ氏は最近、中国の株市場の急上昇について、相場が行き過ぎたと警告し、個人投資家に対して中国株投資を手控えたほうがいいと言っているそうだ。

去年11月以来中国株を買っていない。(中国株)株価があまりにも急上昇しているため、随時急落する可能性がある


信用収縮が問題になっている今の経済状況の中で、信用できない数字の上に立脚した経済を抱える中国を、どうして信用出来ようか。盲目的なG2的評価ばかりが目立つが、こういった経済部分での暗部には触れられていない。



ところで…またきな臭い事故なのか、只のアクシデントなのか…こんな事故があったようです。ブツカルカ??普通…。

Nine killed in helicopter, plane collision over NY Sun Aug 9, 2009 6:26am EDT
NEW YORK (Reuters) - Nine people, including five Italian tourists, were killed on Saturday when a small plane clipped a helicopter over New York and both aircraft plunged into the Hudson River.



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