コーヒーとモカエクレア

アクセスカウンタ

zoom RSS ドコモよ恥を知れ

<<   作成日時 : 2013/05/15 21:13   >>

ナイス ブログ気持玉 20 / トラックバック 0 / コメント 2

ディッシュの資金調達妨害工作に余念がないソフトバンク。これはそれだけ脅威に感じていることの裏返しでもある。結果的にどうなるかは分かりませんが、株主の立場であれば、それは年金も入っている点で見れば国民も該当者だと思いますが、スプリント買収から手を引いて、株式売却や違約金を手に入れた方がずっと旨みのある話なんですがね。短期利益追求が新自由主義ならば、そんな将来計画よりもとっとと資金回収して、有利子負債圧縮させれば金融機関も安泰だろうに。

一方、NTTドコモも暴挙に出ました。iPhoneを導入するという噂の絶えないこの事業者は、こともあろうに”スマートフォン(スマホ)の人気に応じて価格に差
をつける手法を導入”するという。人気機種には販促費をつぎ込んで1万円程度で購入できるようにする一方、それ以外の機種には販促費を抑えて1〜2万円程度高めの価格設定にする。これにより人気機種は更に買い求めやすくなる一方、そうでない機種はより購入障壁が高くなり、加速度的に淘汰が進む構造になってしまった。

第一、販促費を端末価格に乗せること自体、元々の販売奨励金による不透明な価格設定の是正という過去を蔑にしている。既にこうした制度変更も形骸化したとタカをくくっているとしか思えない。それをソフトバンクではない、NTTの冠をつける企業がするのだから始末が悪い。

その上、人気・不人気の判断基準ほど曖昧なものはないし、新機種については尚更だ。新機種の段階で人気不人気の判断を付けることは不可能であり、一体どうやって決めるというのだろうか。やろうと思えば意図的な事前評判の操作によって捻じ曲げることすら可能だし、組織的な取引によって売り上げを計上させることも可能だ。資金力のある企業は、”販促費”としてグループ企業や取引先等々を利用して、自社の端末を大量購入させるだろう。


総務省はこのNTTドコモの暴挙について指導すべきだ。


ドコモ、メーカーのスマホ選別 人気度で販促費に差
http://mxt.nikkei.com/?4_12604_629103_1


ハッキリ言って、このドコモの政策はHuaweiやZTEらが欧州で直面している問題と大して変わらない。中国系企業の通信ビジネスからの締め出しは米国や豪州で行われている一方で、欧州は遅々として進んでいない。これは既に欧州の通信ビジネスに深く中国系企業が入り込んでいることと共に、中国市場からの締め出しを恐れるベンダの存在という、絡み合った関係にあるためだ。

このために欧州委員会は米国のような安全保障問題だけでなく、ダンピングの面でも対応を迫られている。今まで上記を理由に進まなかったこの問題も、漸く一つの区切りを示そうとしているようだが、その中国企業が行う”不当な補助金”と、ドコモの”人気機種と判断された端末への販売奨励金上積み”と、一体何の違いがあるだろう。


欧州委、中国通信機器メーカー2社に制裁関税発動の用意=関係筋
2013年 05月 15日 08:10 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94D06M20130514?sp=true


ドコモは非常に問題であるのと同時に、欧州通信ベンダも深刻だ。エリクソン、アルカテル・ルーセント、ノキアシーメンスらは通信事業者やインターネットサービスプロバイダ等々が得られる果実に比べればはるかに少ない、そして赤字すら垂れ流す状態にあるために、中国企業に母屋である欧州市場を乗っ取られ、中国の軒先を借りている始末。相互依存度を強めてしまい身動きが取れないという情けない状態にある。通信インフラコストを中国系機器のレベルに落としてしまった以上、今更中国以外の高価な機器を導入できないし、逆に中国をそうした自社の機器を買ってもらえる有力なお客様としてしまった。


欧州委員会は制裁発動するようですが、それに伴って欧州通信事業者はコスト増に耐えられるのだろうか。いや、耐えられないからこその、欧州通信事業者再編計画なのだろう。逆にそうしなければ、収益が悪化している欧州通信事業者に明日はない。そして当然、これによりパイが縮小するから、エリクソンら通信ベンダも只では済まない上に、中国市場の一部を失って、更なる経営危機に直面するだろう。ノキアシーメンスはモバイルに特化したし、エリクソンは端末や半導体を手放した。そして問題児のアルカテル・ルーセントはどの事業を売却するのだろう。


話はそれましたが、兎に角、総務省は”モバイルビジネス非活性化プラン”であるドコモの施策を放置してよい筈が無いし、ドコモは恥を知れ。第一、市場原理に基づけば、本来は需要のある方が高くなるだろうが。消費者の選択の権利をないがしろにし、そして市場を歪めて破壊する気なのか、どういうつもりだ。



よろしくおねがいします。人気ブログランキングへ

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 20
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
全くもって賛同します!ドコモおかしくなってきましたね。
抹茶と饅頭
2013/05/16 12:16
NTTは名前をKTTとかCTTに替えたらどう、、
もう中味は通信インフラ企業から携帯端末販売会社
市場を誘導するダンピングのやり方も似ている
ain26
2013/05/19 07:51

コメントする help

ニックネーム
本 文
ドコモよ恥を知れ コーヒーとモカエクレア/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる