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zoom RSS 世界経済沈没にデフレ脱却は間に合うのか

<<   作成日時 : 2013/04/03 22:05   >>

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スロバキアの危機が迫る中、ユーロ圏の失業率が公表されました。これによればスロバキアがこのまま済むはずもないことを示唆してくれます。2月の数値としてはスペイン(26・3%)、ポルトガル(17・5%)、スロバキア(14・6%)、アイルランド(14・2%)と4強に入っています。それ以外の諸国でも、まがりなりにも10%を大分下回ることに成功した米国とは異なり、イタリア(11・6%)、フランス(10・8%)といった有様。恐らく各国ともに数値は一定の化粧を施しているであろうから、それでさえ10%を下回る数字を出すことが出来ないと考えた方がいいように思えます。最近は裾の経済の大きい自動車産業も、新車販売台数の大幅な落ち込みが伝えられている欧州。転がり続ける坂はまだまだ序盤でしょう。

「ほんの1週間前まで、状況はこれほど悲惨ではなかった」

そう形容されるスロバキア、既に昨年のキプロスの救済要請の時点で危ぶまれてはいましたが、

それにしても預金保障制度がユーロ圏の場合には機能し難く、金融システムへの影響を及ぼしやすいという弱点は、今後の救済劇において非常に厄介な事実として当局に突きつけてくると思います。通常であれば政府や中央銀行の暗黙の保証のために取り付け騒ぎや過度の預金流出や移動は起こりにくいですが、如何せんユーロというシステムにあっては、預金の動きを阻止し難い上に、フライトが起きるタイミングがより早い段階となるでしょう。危機が差し迫る前に恐怖を感じた市場が、却って危機を早めてしまい金融システムが崩壊、そして各国へ伝搬という形となりかねない。

ユーロの瓦解が避けられないとして、その資金は何処に移動するのだろうか。スイス・フランやポンド、そしてドルに流れるのだろうか。ポンドにさえ流れるとすればユーロも終わりだろう。

こうした状況にあって、今まで逃避先であった円にも再び資金が集まりかねません。今までの円安は期待先行であったにせよ、日銀の本格的金融緩和に加えて政府の財政出動が動き始めないことには、再び円高・株価安に振れてしまう。デフレであることが金と同じ資金の格好の逃避先であるのだから始末が悪い。経済の活況とは無関係に資金が集まってしまう状況を変えなければ。裏を返せば、集まりやすい背景にあるのだから、幾分積極的な財政出動や金融緩和を、過度な通貨安を気にせずにやり易いと考えることもできる。

本当にリスクオフの円買いが「流行遅れになりつつある」のか分かりませんが、デフレを脱却しなければ円安は一過性となるでしょう。特にユーロを筆頭にしたリスクが拡大しつつある中、ドルにまで倒れられては必然的に円に再び集まってしまう。デフレを脱却するまでに必要な期間、日本には異次元の緩和政策だけではなく、これらに匹敵するリスクを抱えなければ対抗出来ないとしたら・・・。それが朝鮮半島問題となる可能性は十分にあると思います。半島のリスクは高まる一方で、北朝鮮の政治的声明と開城工業団地への立ち入り不許可は、米軍の半島における軍事力は増強し続けている。空母に加えて二隻目のイージスにF22。一発を仕掛けるのが”事故”なのか暴発なのか。


そして・・・エジプトも支援要請一歩手前です。デフレ脱却は世界経済の沈没に間に合わないかもしれない。内需産業は財政出動で救われたとしても、日本を支えてきたIT産業は大きな再編と一部の事業撤退を進めざるを得ない。過度の円高反転にでもなれば、持ち上げられたアベノミクスは叩かれまくり、志半ばどころか殆ど実行手段に移りきれずに倒されてしまうかもしれない。何としてでも内外に需要を作り出す必要がある。経済衛星国を作り出してでも・・・勿論それは実質日本と同等以上の経済国である必要があるし、覇権国家でなければならない。米国は日本のためにももう暫く生きながらえてもらわなければ。


黒田日銀が如何に頑張ったところで日本経済を活況には戻せない。ただ大規模金融緩和を米英以上に行うとまでは市場も思っていないだろうし、市中から吸い上げられた国債の代わりに投資先を求めざるを得なくなる金融機関にリスクテイクをさせる効果はあるので、文字通り”空前絶後の”大規模緩和を成し遂げてほしい。



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