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zoom RSS アベノミクスの始動

<<   作成日時 : 2013/02/26 22:46   >>

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アベノミクスが実質的に本格始動することになりました。今までは期待先行でしたが、補正予算の参院通過も予想通り1票差で通過することとなり、来る日銀総裁の就任と共にデフレ脱却に向けて動き出します。12年度補正予算を消化できるかという問題もありますが、悠長なことは言ってられません。株価上昇、企業業績の改善とはいえ成長は後退しており早急に事業を進める必要があります。

残り一か月での20兆円規模の事業は、月間40兆円程度のGDPを踏まえるとその50%にも上るとんでもない額。無論ある程度見越して準備は進められているであろうとはいえ、その多くは未消化となるのだろう。11年度という大震災の年に大規模に積んだ補正(15兆円)の多くを未消化(10兆円)とさせた某政権を考えれば、そのような失態はしないと期待したいが。自民党が政権奪取した時期や奪取後の政策を入念に計画立案していれば、その未消化率は低く抑えられるであろうし、世間が驚く結果を次年度に耳にすることになる。無論、それが年度末一斉道路工事現場だらけとなるのであれば物流にとって大きな迷惑である。是非とも意味のある事業としてほしい。


年度内の未消化分は国庫に返納されるから、民主党政権は意図的に未消化として”埋蔵金”として財源をねん出するつもりだったのではないかと勘繰ってしまう。この政権が復興とは無関係の事業に予算を充てたというのも、無理矢理消化させるための選択肢の枯渇というのも十分可能性として考え得るだろう。勿論、未曽有の大災害からの復興を目指す時にあって、一切の言い訳など許されるものではないが。

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既にとっくに公共投資のピークは過ぎ、投資対維持更新の割合が限界に近づきつつある。このニッセイの報告が指摘するように、既に民主党政権が誕生したころには「コンクリートから人へ」が進んでいたと言え、あのスローガンが虚像であったことをこの数字が物語っています。まあ、小泉時代にインフラの弱体化が進んだんですが、その弱体化も大衆が望んだことですから。

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ニッセイ基礎研究所
緊急経済対策の効果と問題点
http://www.nli-research.co.jp/report/econo_letter/2012/we130111.pdf


国内に眠る金融資産が動き出す時、その時に訪れる勢いに期待が膨らむほどに、あまりに死蔵されているという現状。これを打破するのは容易ではないし、これには国民性も大きく影響するから厄介ともいえる。米国と日本での日銀による金融緩和の効果の係数は倍以上差があると見ることも可能で、そのためには驚愕するほどの采配が求められる。

黒田ADB総裁に決まったかのような報道が繰り返されるものの、次期日銀正副総裁人事案は28日に提示されるという事で今のところは憶測に過ぎない。朝日にリークされた情報が踊っていますが、少なくともいずれの総裁候補者においても方向性には大きな差がないのでしょう。


反財務省のみんなの党は黒田ADB総裁に反対することを明言しており、また維新も橋下が反対しています。消費税増税を狙う財務省としてはアベノミクスによる景気回復が必須であるから、その点でも現政権との親和性は高いと見ることもできます。黒田氏の就任でADBの総裁が中国に明け渡されるのではという懸念もあるものの、何をおいても日本経済の復活が第一、最適な人材を選定してもらいたい。

”異次元の金融緩和”というものがどういったものになるか、先の緩和の乗数を鑑みれば、欧米が取った緩和策と同レベルを行っても、その効果は半分程度でしょう。故に最低でもバランスシートは倍増させることが必要だと思います。無論GDPに反映されるのはその一部でしかなく、先ずはエンジンをかけなければならず、それは財政出動と時を同じくして、一気に資産を増やさなければならない。小出しにしては効果が落ちてしまう。

総裁候補でもある岩田氏は副総裁としても名前が挙がっているが、少なくとも日銀バランスシートが当座預金の拡大に伴い倍増が見込まれている。しかし本当であれば3倍くらいが必要かもしれない。それがサプライズとなるか否か。

脱デフレへ黒田氏起用、筋金入り緩和論者−日銀、次の一手にハードル
2月26日(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIRU2E6K50YQ01.html

日銀人事 黒田総裁案、公明に提示 首相 副総裁は中曽・岩田規氏
2013.2.26 07:22
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130226/fnc13022607250001-n1.htm


しかし副総裁の岩田氏は学習院大学、中曽氏は日銀理事という、全体としてこれは折衷案とも取れる人事。なお「日本のミルトン・フリードマンが誰かといえば、間違いなく彼だ」と言われる岩田氏ですが、失敗した主流派経済学者なのに、彼にとってこれは褒め言葉なのだろうか。ニューケインジアンとも言われているようですし(であるならば、なんでみんなの党は岩田氏を支持できるのか?)。但しリフレ派の代表格で反日銀の急先鋒ということで、しかもマネタリーベースが貨幣乗数により与える効果を主張しているので、バランスシートは間違いなくインフレターゲットに向けて膨張されることでしょう。無論、マネーストックがマネタリーベースのみでコントロールできる訳ではありませんが、非伝統的な金融緩和策を実行する責務は果たしてくれるでしょう。また彼についての理解がまだ浅いかもしれませんが、安倍路線とは一致していると言えると思います。

中曽氏はよく分かりません。日銀枠なんでしょうか。アンチ官僚・民間枠か。


2013年 2月 25日 12:21 JST.日銀副総裁就任受諾の岩田規久男氏の横顔-リフレ派代表格
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324838304578325032778069490.html



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